不易と流行
最終更新日 [2024年12月16日]
先日、ある会議の中で、「時代の流れ」という言葉で現在の諸問題を考える場面に遭遇しました。
学校教育の中では「不易と流行」という言葉で教育を語ることがあります。以下のように解されます。
不易…どんなに社会が変化しようとも、時代を超えて変わらない価値のあるもの
<例> 「教育は国家百年の計」
「人々が依って立つ国家の礎は教育にある」という考え方
教育により国の行く末が決まるという視点
流行…社会の変化に関心をもち、時代の変化とともに変えていく必要があるもの
<例> ICTの活用
急速に発展する高度情報化の波は、教育現場でもICTを効果的に活
用するという流れになりました。生徒に貸与されているタブレット
もその一つです。
「それでは、社会を形作るコミュニティの在り方はどうなのだろう?」と考えてみました。
私たちが生活の基盤としている場所には間違いなくコミュニティが必要です。以前は、それが町内会であったり、子ども会であったりしたのだと思います。町内会の中には「班」や「講」と呼ばれる集まりがあり、共助の取組がありました。現在は、「地区自治協議会」という新たな形でのコミュニティへと移行してきています。
教育という視点で見たとき、地域と家庭と学校の連携は欠かせません。学校も含めて、コミュニティの在り方は不易の部分として重要です。何事も相談できる環境づくりが必要だと感じています。
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