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他者の痛みに思いを馳せる

最終更新日 [2024年9月30日]  

 校長の学校経営の基本的な考え方として、年度当初にいくつかの確認をしています。
 その中に、

〇 中学校が最終学歴になる生徒がいる可能性があるからこそ、思い出多い中学校生活を全員
 で作り上げる。
〇 中学校卒業後は実社会に出てもやっていけるだけの心の有り様(道徳心)を身につけてお
 くことが必要である。

というものがあります。
 
 特に、コロナ禍の中で育ってきた生徒たちは、時に、他者とのより良い関係づくりに苦慮する場面が見られます。
 中学校の道徳の時間に生徒とともに考える内容に

・ 思いやりの心をもって人と接すること
・ 家族や多くの人々の支えや善意によって日々の生活や現在の自分があることに感謝するこ
 と、そして、進んでそれに応え、人間愛の精神を深めること
・ 友情の尊さを理解して心から信頼できる友達をもち、互いに励まし合い、高め合うととも
 に、悩みや葛藤も経験しながら人間関係を深めていくこと
・ 自分の考えや意見を相手に伝えるとともに、それぞれの個性や立場を尊重し、いろいろな
 ものの見方や考え方があることを理解し、寛容の心をもって謙虚に他に学び、自らを高め
 ていくこと

というものがあります。

 これらの心情を育てるには、日々の様々なかかわりの中で、子ども自身が考え、大人がアドバイスを行うことが大切です。
 その際、一番大事にしたいことは、「一人一人に幸せに生きる権利がある」ということです。相手を傷つけるような言動は行わないことを私たち一人一人が心がける必要があります。
 日本国憲法には、「基本的人権の行使は公共の福祉のためになされなければならない」との主旨が明記されていることも知っておくべきことと考えます。

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